子どもが生まれたと思ったら、あっという間に1年がすぎ、よくよく考えると、来年は幼稚園入学手続きの年という…幼稚園なんてまだまだ先〜なんてのんびりしてたけど、そうも言ってられないことが判明し若干の危機感を覚えております。
私立を目指す場合「お受験」の必要があるので、受験準備のことを考えると、1歳4ヶ月でも今から対策を打つ必要があるんですね。子育てのスピード感ってビックリなことが多すぎます!
娘は早生まれ(1月〜4月1日生まれ)のため、幼稚園入園年齢は4歳になる年(4月2日時点で3歳が条件)だけど、受験するのは2歳8ヶ月くらいという…正直、頭がこんがらがります 汗
ということで、今日は、子どもの教育に対するわたしの見解を、偏り十分にお伝えします。
最初からインターナショナルスクール希望
我が家は、インターナショナルスクール(以後インター)を希望しています。日本の学校(幼稚園含)は選択肢にありません。
理由は、ダンナちゃんの希望だから。
ちなみにダンナちゃんは、わたしより12歳年上なので、おじいちゃんの領域に入っております。勉強熱心なダンナちゃんは、半世紀も生きていると、それなりに経験豊富・知識も豊富のため、言葉に説得力があります。
ダンナちゃんの意見として、日本の教育はダメだ!そうです。
一般的、標準、良い子、常識的な子どもを育てるには適しているが、個性を発揮する子は先生も率先して潰しにかかるからダメなんだって。そういう経験があるのか??はナゾですが、納得できます。
わたしもどちらかというと、エッジの効いた子どもだったので、学校生活には苦労しましたが、先生に恵まれた部分と田舎育ちも功を奏し、意外と自由に生きました。その分、親は大変だったかもしれませんが…
そういう2人のDNAを受け継いだ娘ちゃんは、間違いなくエッジが効いているはず。DNAは嘘つけないからね。わたしはエッジを効かすって最高に素敵なことだと考えていますが、日本の教育はまだまだ「一般的重視」が強いため、わたしたち夫婦の教育方針には合わないんです。
これからの時代、どれだけ個性を発揮できるかが重要になってくるはずなのに、日本の教育は追いついていません。
遅れてる!遅すぎる!
良い子製造なんて古臭い考えの日本の教育に、これから先、想像もつかないほど、おもしろい時代を生きる娘ちゃんを任せてはいられない!
というのが本音。
じぶんの子どもなんだから、国任せにしてないで、責任持って教育したいですよね。
選択肢はたくさんあります。その中から選ぶのは親の仕事。義務教育だからと国任せにしないで、親の信念に基づいて、どんな教育を受けさせたいか。しっかりと見つめていきたいところです。
20年後の世界に合わせた教育をしよう
「子どもの教育」って親になったら、少なからず関心がある分野ですよね。できることなら、才能を発揮できる基礎を作ってあげたい!と考えるのは、親としては当たり前の気持ちです。その時、どんな基準で考えますか?
今?5年後?10年後??20年後???
ママであるわたしたちは、一般的を製造する教育を受けてきました。ちょっと尖るとたたかれる。好きなことをすると怒られる。良い子の企業人を作る教育を受けて育ってきたわたしたちが、20年後の世界をイメージして、子どもの教育を考えることは、とても難しいことです。
わたしが子どもだった頃、母はインターネットがこれほど必須アイテムになるなんてイメージできたでしょうか?これほど世界との距離感が近く、英語が必要になることをイメージしたでしょうか?これほどスピード感のある社会になるなんて想像だにしなかったんじゃないでしょうか。
娘ちゃんが社会に出て活躍し始めるのは、約20年ほど先の話。その時、どんな世界が広がっているのか…さっぱりわかりませんよね。
あと10年もすれば、プログラミング言語が受験科目に登場する可能性もあります。プログラミングですよ!プログラミング!英語は学んできたから、なんとなく重要性がわかるけど、プログラミングなんて分野、わたしが10代の頃には、存在すらしていなかったわけです。
それが、20年ほど前から(年がバレるな…)世界的にIT社会が急速に発展して、これから、もっともっとITが生活レベルに入ってくることは間違いありません。
人工知能の発達によって、わたしたちは、人間にしかできない「ウリ」を考えていく必要が出てきました。20年後、消えている職業も予想されていますよね。
そんな未来は、どんな未来なのか、わたしたちにとってまるで未知の世界です。
未知の世界で生きていく娘ちゃんたちに、わたしたちが受けてきた教育と同じような教育を受けさせても、生き残っていけないことは、安易に想像つきます。
だったら、どんな教育が必要になるか…
親のわたしたちが世界の変化を感じ、不安がったり恐れたり、否定したり拒否したりするのではなく、じぶんの信念に基づいて、世界の変化を肯定的に受け止めていくことが必要です。そして、世界の変化に合わせて、親自身も変化していく。親の変化の過程に子どもは自ずと巻き込まれます。それが教育にもなる!わたしはそう考えます。
子どもを一流にしたかったら、親が一流になる必要があるということです。とはいえ、これから親たち全員が孫正義さんのような一流の経営者になれ!と無理難題を言ってるわけじゃないんです。信念や生き方、学ぶ姿勢、変化への対応力は今からでも一流になれますよね。
親が変化していく姿勢が一流になれば、子どもも変化に柔軟な子どもになります。親が一般的をやめて、じぶんの才能を発揮していくことを選べば、子どもは自ら才能を発揮できる子どもになります。一流を育てるためには、親が一流の思考と行動を身につける必要があります!
親が英語できないのに、英語を勉強しなさいってムリでしょ。だったら一緒に英語をマスターしたらいい!
親がプログラミングの必要性がわかってないのに、受験科目にあるからという理由で子どもに勉強させても、試験勉強以上には身につかないんです。だったら、一緒に勉強しながら、子どもと一緒にアプリなんか作ってみても楽しいでしょっ♪てこと。
親がそれくらい柔軟に対応していくことが重要なんです!
20年後に合わせて親の姿勢が試されるんですよね。子どもを一流に育てるには、まずじぶんから!この法則は今も昔もこれからも、変わらない普遍の法則です。
好きなことで生きる時代の到来
これまでは、優秀=学力が高ければ、スゴイ、エライ、カッコいい、安泰、だったけど、これから先、学力だけじゃ生き残るのは難しいでしょう。優秀の基準は確実に変わっていきます。
娘ちゃんが社会に出るころには、好きなことで稼ぐ時代が確実にやってきます。その片鱗は、すでに現れてますよね。
14歳でプロ棋士になった藤井四段は、テレビはほとんど見ずに、読書やパズル、もちろん将棋をやってきた結果、ものすごい偉業を成し遂げている。年頃なのにテレビには全く興味がなく、好きなことに没頭してきた結果なので、苦労したり、歯を食いしばったり、嫌なことに無理やり取り組むなんてこととは無縁。
卓球の平野選手や張本選手は、幼少期から卓球をはじめ、エリートアカデミーに所属し、幼い頃から切磋琢磨してきた。ここではスマホの時間も決められていて、10代の子たちが楽しむものとは、ほとんど縁がない生活。それでも、苦にすることなく練習に打ち込む。まさに好きなことをやっているからできること。
10代がゲームソフトを開発したり、事業を立ち上げたり、そんな話は少なからず出始めてます。しかも成功している例も多いところがスゴイです。
これを「一部の才能ある特別な人」うちとは関係ない。と見るか、我が子にもできる!と信じ、好きなことを伸ばしたいと考えるのか、親の捉え方次第で、子どもの未来って大きく変わるんです。
「好きなこと」と言っても幼稚園のころには、まだまだ分からないかもしれませんよね。だから、いろんなことにチャレンジさせて、可能性を潰さないように、好奇心をしっかりと受け止める。子どもの好奇心に好奇心を持つ。というのがわたしの考えです。
子どもの好奇心は、子どもを見ていればなんとなくわかります。何が好きか、どういう傾向にあるか。子どもの素質を枠や型に当てはめる教育ではなく、真剣に向き合う教育を選ぶことは、当たり前のことですね。一人一人としっかりと向き合う学校選びが基準になります。
また、娘ちゃんが社会にでる20年後の世界は、確実にAI(人工知能)との共存が必須になります。人間が長い時間をかけて習得してきたような技術をAIはあっという間に習得します。人間が時間をかけて切り開いたことをAIはあっという間に成し遂げます。時代の流れはますますスピード化するし、人間は経験を積み重ねる必要のない世界になります。
ということは、人間の存在意義やウリを真剣に見つめ直す必要が出てきています。データやロボット、人工知能では補えない人間だけのウリです。
人と違う自分だけのウリを考えてきた今までの時代とは大きく異なると思いませんか??
そのためには、好きなことをとことん掘り下げて楽しむ能力と、人間以外のものと共存する柔軟さと臨機応変さ、スピード感を楽しめる機転の速さ、行動力、変化力。こういったところが、もっともっと必要になってくるような気がします。娘ちゃんには、この辺り、身につけて欲しい能力です。
これからの親に一番必要なスキルは
これからの世界は、わたしたちが想像もつかないほどのスピードで、想像もつかない変化を遂げていきます。親が変化についていけず、拒否をしていたら話になりません。
これからの親に求められるスキルは、変化力、成長力、共感力。この3つです!
人間は変化を嫌がる生き物です。同じことを同じように繰り返しながらのんびり生きたい。と、多くの人が心の奥底で思っています。そう人は間違いなく置いて行かれます。それでもOKという人はいいのですが、一流を育てたいとなると…率先して変化に対応していく、変化を楽しむ変化力が必要です。
変化と同じカテゴリーかもしれませんが、成長力も必要になります。自己成長に貪欲になると変化しやすくなります。自己成長は小さいことからOKです。子どもにできるようになって欲しいと求めることは、親のじぶんもチャレンジしてみる。一緒にできるようになりたい!とチャレンジすることが必要です。
一番必要なのは共感力です!子どものやることなすことにダメ出しするのは簡単なことです。これは親都合の子育て。これでは子どもの可能性は伸びません。伸びないどころか潰れます。子どものやることなすことに興味をもつことが大切です。どうしてそんなことしたんだろう?どうしてこんなことをしたんだろう?と興味を持って子どもの行動を観察するんです。
子どもの行動はとてもオモシロイです。子どもの行動には子どもなりの理由があります。その中には大人からは想像もできない世界が広がっています。子どもの世界を知ることはとても楽しいものです。
なるほど!そっか!そうだったのか!と共感する。それは素敵だね!ナイスチャレンジだね!その発想好きだな!と共感する。子どもの行動に興味を持って観察してみると、大人の狭い世界が広がります。とてもオモシロイ世界が広がっているので、ダメ出しする前に、ぜひ、子どもの世界をのぞいてみてください。
子どもに対する親の影響力は良くも悪くも絶大です。
これからの世界に対応できる一流に育てたいなら、まずは親が世界の変化に興味を持ち、じぶんも常に変化しながら、子どもの成長に好奇心を持って、遊ぶように教育していきたいですね。